2022年観た映画・ドラマメモ

⇒2023年観た映画・ドラマメモ

⇒2021年観た映画・ドラマメモ

2022/12/26「劇場版 呪術廻戦 0(2021年)」朴性厚:⑧

⇒主人公の乙骨が完全にシンジくんだった。映像美はアニメ以上で劇場で見る価値のある内容だった。アニメの主人公は虎杖より映画主人公の乙骨にしたほうが面白くなりそうな感じだった。

2022/12/24「夢の音(2019年)」松浦健志:⑥

⇒地味な女子がロックバンドのボーカルにスカウトされる話。カップヌードルの歌を歌っているアイドルの子が主演。劇中歌の姉に捧げる子守唄が良い歌なのにYouTubeにない。

2022/12/20「鷹の爪GO~美しきエリエール消臭プラス~(2013年)」FROGMAN:⑦

⇒相変わらずの島根ネタ満載アニメ。島根の悪口を言ってもいいのは鳥取だけだのセリフや宇宙人が島根を探して日本人に場所を聞くも誰も知らずたどり着けないというネタなど最高。

2022/12/5「地獄の花園(2021年)」関和亮:⑥

⇒バカリズム脚本。OL×女ヤンキーを掛け合わせたコメディ映画。バカバカしく軽く観られて面白かった。

2022/12/2「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年)」豊田悠:⑦

⇒人の心を読めるようになった30歳童貞がイケメン同期が自分に恋心を抱いていることを知るBLドラマ。話の展開はおっさんずラブと大体同じ。ノンケだと思われた登場人物が次々とゲイだと判明していく。付き合った後は尻すぼみ。

2022/11/30「ソロ活女子のススメ シーズン2(2022年)」

⇒江口のりこが一人でヘリに乗ったりサバゲーしたりカヤックしたり。孤独のグルメのようにこのままシリーズ化してほしい。

2022/11/29「この動画は再生できません(2022年)」

⇒芸人のかが屋主演。動画編集マンの2人が巷にある心霊動画の中から隠された真実を見つけ出す短編ミステリー。もう映像技術の進歩やコンプライアンスによって心霊動画だけを単純に楽しむことができなくなったため、今後はこういった一ひねり入れた作品じゃないと通用しなそう。

2022/11/29「SING ネクストステージ(2022年)」ガース・ジェニングス:⑧

⇒SINGの2作目。稲葉浩志をはじめ日本語キャストが豪華な面々だった。1より面白かったかもしれない。

2022/11/25「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年)」暁佳奈:⑧

⇒少佐と再会するまでの完結編。感動的要素の多い良作だった。

2022/11/21「シン・ウルトラマン(2022年)」樋口真嗣:⑦

⇒企画脚本庵野秀明。シンゴジラと近いテンプレート。ウルトラマンの前提知識のないまま観たがもっと怪獣との戦闘シーンがあってほしかった。シンゴジラのほうがインパクトや絶望感があった。ウルトラマンに割り勘を求めるやり取りが面白い。

2022/11/18「あなたの番です 劇場版(2021年)」佐久間 紀佳:⑤

⇒ドラマ版をあまり見ていない状態で視聴。豪華客船がマンションと構造が似ているという点で面白かった。西野七瀬が死を選んだ理由がよく分からず共感もできなかった。事件の真相>矢が刺さった人の介抱。

2022/11/14「八日目の蟬(2007年)」成島出:⑦

⇒角田光代原作。井上真央・永作博美主演。不倫相手の子供を誘拐して育てた女の物語。オスの蝉は7日で死んでメスだけが産卵のために8日まで生きるというところから旦那のいない妊婦を指す。つまり不倫相手の子を妊娠しておろした永作と父親と同じような不倫している男の子供を身ごもった井上の2人。良い作品だったが子供を誘拐されたほうのお母さんが不憫すぎた。

2022/11/12「すずめの戸締まり(2022年)」新海誠:⑨

⇒劇場公開2日目の新海監督舞台挨拶回を観に行った。これまでの新海誠の集大成となるような作品。自分の描きたい難しいテーマを選んだ上でこの完成度は凄い。地震を前半で描いて後半で3.11の具体的な記述が絵日記で出てきたときその攻め具合にゾクッとしたのと同時に監督の覚悟を感じた。2作連続ヒットを飛ばしてなお舞台挨拶で話していた公開後の感想が「怖い」だったのも驕らない監督の性格が出ていて良かった。アクションシーンは過去作品一。ただ面白いだけではなく後世に残したい多くの人に観られてほしい映画。

2022/11/7「罪の声(2020年)」土井裕泰:⑧

⇒未解決事件のグリコ・森永事件をモチーフにした作品。脅迫電話に子供の声が使われた点に注目し意図せず事件に関わることになった家族を描いた内容。前半の小さな手掛かりからつむいでつむいで真相にたどり着く箇所はついていくのが大変だった。罪の声の罪の部分が少し弱く感じたのは事件によって直接的に誰かが殺されたりといったことが起きなかったから。もし自分の声が使われた事件で人が死んでいたらより深刻な十字架になっていたと思う。

2022/10/24「ドライブ・マイ・カー(2021年)」濱口竜介:⑦

⇒村上春樹原作。アカデミー賞国際長編映画賞受賞作。3時間の長時間映画。とにかく長くて観るのが大変な映画だった。見終えた後に考察動画を見ると深い意味の隠された作り込まれた映画だと分かった。冒頭で妻の独白するストーリーがまさか2人の関係性や妻の求めていたことを表していたとは思わなかった。不倫相手にだけそのストーリーの続きを話していた理由も納得。1回観てもよく分からず解説を読んだ後にもう一度見ると楽しめそうな映画。

2022/10/19「ヴェノム(2018年)」ルーベン・フライシャー:⑦

⇒マーベル作品。スパイダーマンの敵役スピンオフ作品。寄生生物のヴェノムが記者の主人公に取り付き、同じくヴェノムの取り付いた人間と対決する物語。ヴェノムと良いパートナーのようになっていくのは寄生獣と似てる。

2022/10/10「アダムス・ファミリー2(1993年)ソネンフェルド:⑧

⇒今ではできないようなブラックジョーク満載な映画だった。公開翌年にゴメズ役の俳優が亡くなっていたのが悲しい。

2022/10/3「アダムス・ファミリー(1991年)」ソネンフェルド:⑧

⇒子供のときに金曜ロードショーで観たアダムスファミリーを再視聴。消息不明だったお兄ちゃんのふりをしたフェスターが実は本人だったというオチが良い。

2022/9/25「ジョゼと虎と魚たち(2020年)」タムラコータロー:⑦

⇒アニメ劇場版。大学時代に実写映画を観ていてこんな内容だっけ?と思っていたら原作と実写映画とアニメ映画はそれぞれ内容が違うらしい。アニメ版は原作版に近く、ツンデレ少女との恋愛を描くかなりライトノベルな内容。街中で皆そんなに車椅子を邪険に扱うか?という疑問と車椅子から投げ出されるたびに偶然主人公がいてキャッチする展開は気になったが総じて良い映画だった。原作が1985年に書かれていて作者が芥川賞作家だったことを初めて知った。

2022/9/24「漁港の肉子ちゃん(2021年)」渡辺歩:⑦

⇒明石家さんまプロデュース・西加奈子原作。男に騙され不幸な生い立ちながら娘と天真爛漫に漁港で生きる肉子ちゃんの物語。原作も読んでみたくなった。

2022/9/24「ラストナイト・イン・ソーホー(2021年)」エドガー・ライト:⑤

⇒ソーホーはロンドンにある歌舞伎町のような場所。田舎から上京した地味な女子大生が1960年代に歌手を夢見た派手な女の子の夢を見て徐々にシンクロしていく物語。後半あまり納得いかないB級映画だった。

2022/9/24「アップロード シーズン2(2022年)」グレッグ・ダニエルズ:⑦

⇒現実世界の恋人が自ら死んでアップロードの世界へ追いかけてくるところからスタート。シーズン1でアップロードの世界は大まかに描いたので誰に殺されたのかのミステリー要素を解消する方向に進むかと思いきや、スタッフとの恋愛要素がメインで最終的にダウンロードで現実世界へ戻り生き返るところまで。確実にシーズン3のある終わり方なのでまた次回が楽しみ。

2022/9/23「竜とそばかすの姫(2021年)」細田守:⑥

⇒細田守原作4作目を初視聴。細田守にストーリー制作の才能がないことを確信。ベルの歌声と映像美によって未来のミライよりは良かったが、相変わらずぶつ切りご都合主義なストーリーで突っ込みどころ満載な映画だった。13年前に同じ仮想空間をテーマに作ったサマーウォーズに完敗していた。地味に賛否の賛も多いので次回作もまた原作から作りそうで心配。

2022/9/16「マスク(1994年)」チャールズ・ラッセル:⑨

⇒子供のときに家族で金曜ロードショーで見た名作コメディ。子供が笑うような要素てんこもりの映画。20年以上前に見た映画だけどところどころまだ内容を覚えていた。

2022/9/5「ちょっと思い出しただけ(2022年)」松居大悟:⑦

⇒池松壮亮・伊藤沙莉主演。男の誕生日に起きた1日を1年ずつ遡って2人の別れから出会いまでを描いた映画。後半は2人がただイチャイチャしている。タクシーで告白するシーンで運転手のおじちゃんが気を利かせてメーターを切って出ていくのは粋。

2022/9/4「キャラクター(2021年)」永井聡:⑦

⇒菅田将暉主演。SEKAI NO OWARIのFukase俳優デビュー作。グロ描写、テンポの良さ、Fukaseの演技が特に良かった。天国と地獄で警察の緻密な捜査を観た後だったので警察の働かなさ具合が目についた。

2022/9/4「天国と地獄 〜サイコな2人〜(2021年)」森下佳子:⑨

⇒日曜劇場。綾瀬はるか・高橋一生主演。女刑事とサイコパスの殺人鬼社長が入れ替わるサスペンスドラマ。最終話までずっと面白くて全く飽きずに見られた。入れ替わった後の2人の演技も違和感なくところどころ笑えるシーンもあってとても良かった。日曜劇場は今後注目したい。

2022/9/1「ファミリーファミリー(2019年)」大川裕明:⑦

⇒認知症の母に引きこもりの兄を持つアルバイトの弟を描いた30分映画。こういった地獄のような家庭が世間にはたくさん隠れていそう。認知症は人生で幸せだった時期に戻るというがラストのEDが母親にとっての幸せな時期だったと思うと泣ける。

2022/8/29「ハッピー・デス・デイ 2U(2019年)」クリストファー・B・ランドン:⑥

⇒ハッピー・デス・デイの続編。続編の方が評価が高いという珍しい映画。殺人鬼に殺される毎日をループしていたツリーが再び同じ1日をループすることになる物語。前回と違うのはループするのが微妙に違う世界線でホラー色が少し薄れる点。

2022/8/29「3匹のぶた&オオカミベビー(2008年)」ハワード・E・ベーカー:⑥

⇒3匹のこぶたを食べるためにオオカミたちがオオカミの赤ちゃんをこぶたに育てさせるコメディ映画。最初だけ割と面白かった。

2022/8/27「禁じられた遊び(1952年)」ルネ・クレマン:⑤

⇒フランスのモノクロ映画。ドイツ軍による空襲で両親を失い孤児になった5歳の女の子が主人公。助けてくれた少年と十字架を集めてお墓を作る遊びにハマっていく物語。退屈な映画だったけど音楽は良い。

2022/8/24「劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年)」つくしあきひと:⑨

⇒2019年に出た劇場版1作目・2作目はアニメの総集編。3作目のこれが完全新作。深界四層で出会ったナナチを仲間に加え五層でボンドルドと対決し六層を目指すストーリー。これまで以上に派手なアクションシーンが多く見ごたえがあった。宿敵のボンドルドがワンピースのクロコダイル並みに何度倒しても蘇ってくる強敵で気味の悪さも加えてかなり魅力的なキャラクターになっていた。主人公のリコが目立たずレグのメイン回だが最後の最後で大活躍していてバランスの取れた内容になっていた。続編もアニメシリーズや映画でぜひ作ってほしい。

2022/8/22「プレステージ(2006年)」クリストファー・ノーラン:⑦

⇒インセプションやメメントの監督作品。憎み合う2人のマジシャンを描いたサスペンス映画。発明家のテスラをこの映画で初めて知った。ラストのオチが急にSFになる。辻褄はあって綺麗なストーリーになっているが上手く騙されたとはならなかった。

2022/8/15「ハッピー・デス・デイ(2017年)」クリストファー・B・ランドン:⑥

⇒殺人鬼に殺されるたびにその日の朝に何度もループするホラーコメディ。軽い感じで観れるいい作品だった。

2022/8/15「コーダ あいのうた(2021年)」シアン・ヘダー:⑦

⇒2014年のフランス映画のアメリカ版リメイク。聴覚障害者役を実際の聴覚障害者が演じている映画。コーダは聴覚障害者の子供を指す言葉らしい。愛している家族をコンプレックスに思い自分に自信を持てずにいる女の子が音楽に目覚めていく話。障害を持ちながらも明るい家族でリトル・ミス・サンシャインを彷彿される雰囲気の映画だった。後半の無音になる演出が良かった。

2022/8/13「プラットフォーム(2019年)」ガルデル・ガステル=ウルティア:⑤

⇒スペインのパニックホラー映画。中央が筒抜けになった333階ある建物に閉じ込められた人間の話。中央を食べ物の乗ったテーブルが移動し、上の階から順番に食べることができ下層になるほどその食べ残しを食べて生きていくシステム。下層になるほど生き残るための争いが激しく殺し合いも頻繁に起こっている。現実の階層社会を暗喩しているそうだがその表現に工夫が少ないのと全体的に気持ち悪いのでいまいちだった。

2022/8/8「超能力だよ全員集合(1974年)」渡邊祐介:⑦

⇒映画全員集合シリーズの第13弾。この年から志村けんがドリフターズの正式メンバーとして出演。裕福な家から家出した後に記憶喪失になった加藤茶を売れない占い師のいかりや長介が拾って一騒動ある物語。志村けんの扱いがまだまだ雑でおいしいシーンはほぼなし。全編通して今の映画やコントでは考えられないくらい頭を叩きまくる。

2022/8/8「東京卍リベンジャーズ(2021年)」英勉:⑦

⇒北村匠海主演。アニメを途中離脱していた東京リベンジャーズを実写映画で最後まで視聴。過去を変えてヒナを救うところまで。現代の東京卍會がほとんど描かれていないのでまだまだこの先がありそう。アニメも実写も2023年に続編が出る予定。

2022/8/4「僕のヒーローアカデミア(2016年)」堀越耕平:⑦

⇒シーズン1。以前から見ようと思っていてずっと後回しになっていたヒーローアカデミアをようやく視聴。海外でやたら人気のある作品。ヒーローの持つスキルが個性と呼ばれる世界。それぞれが持つ個性がスキルに繋がるのかと思ったらどうも違うらしい。主人公が努力して活躍するのではなくNo.1ヒーローと称されるオールマイトから個性を譲り受ける形で才能が開花する、最近の人気ジャンプ作品に共通する流れ。シーズン2も続けて観てみる。

2022/7/29「なにはなくとも全員集合!!(1967年)」渡邊祐介:⑧

⇒全21作ある全員集合シリーズの第一作。まだ志村けん加入前で荒井注のいた時代。ドリフターズのメンバーが草津温泉の駅員とバス社員を演じ観光客を取り合うコメディ映画。バイクのヘルメット着用義務が1975年からのため加藤茶たちがノーヘルでバイクを運転するシーンもある。

2022/7/29「ゴールデンカムイ第三期(2020年)」野田サトル:⑧

⇒杉元が死んだと伝えられ樺太へ連れ去されたアシㇼパを取り戻す回。原作が最終回を迎えたらしいのでアニメも最終回まで作ってほしい。

2022/7/26「今夜、ロマンス劇場で2018年)」古沢良太:⑦

⇒綾瀬はるか主演。映画のヒロインが現実世界に飛び出してきて恋をする物語。いろんな映画のオマージュが盛り込まれているらしい。

2022/7/22「デート〜恋とはどんなものかしら〜2015年)」古沢良太:⑨

⇒杏・長谷川博己主演のラブコメドラマ。キャラクターもテンポもよく10代のときに見たらベストドラマトップ3に入りそうな面白さだった。最後朝ドラのように綺麗にまとめないあたりも良かった。

2022/7/14「ぼくは明日、昨日のきみとデートする2016年)」三木孝浩:⑧

⇒ラノベ原作。時間が逆行する世界のヒロインとのラブストーリーを描いたSF作品。設定がややこしくて観ながら理解するのが大変だった。主人公とヒロインは5年ごとに30日間だけ出会うことができて、主人公は15歳⇒20歳⇒25歳と歳を重ねていくのに対し、ヒロインは25歳⇒20歳⇒15歳と逆行していく。メインの物語は2人が20歳になったときの30日間。その30日間も主人公は1日目の出会いから体験するのに対しヒロインは付き合って30日目の最後の日から体験していく。初めてのデートや手を繋ぐタイミング、名前を呼ぶタイミングで涙を流す彼女のわけは、主人公にとっては初めてでも時間が逆行する彼女にとってはそれが最後の行為だから。ヒロイン側から見た物語がとても切ない。よくこんな設定を思いつけたなと原作者に拍手。

2022/7/13「SPY×FAMILY(2019年)」遠藤達哉:⑦

⇒任務遂行のために家族を作ることになったスパイの話。思ったよりずっとホームコメディ。

2022/7/12「トイ・ストーリー4(2019年)」ジョシュ・クーリー:⑧

⇒ネットで賛否両論巻き起こっていた話題作を初めて視聴。3まで良かったのに4のラストで台無しという声を多く見ていた。確かに最後のウッディの選択に違和感がないわけではないが、持ち主から優遇されていないあの状況であれば外の世界へ飛び出す道を選ぶのは悪くないと思う。アメリカでは評判が良く日本では賛否両論だったのは国民性の違いか。1は超えられないにしても2,3と同じくらいストーリーも面白かった。トイストーリーのホテルを作っているくらいなので5は絶対にあると思う。

2022/7/6「ゴールデンカムイ第二期(2018年)」野田サトル:⑧

⇒17話の杉元とアシㇼパが吹雪をしのぐためシカの腹の中に入って会話するシーンが良い。のっぺらぼうに会うため網走監獄へ行くところまで。

2022/6/2「オールド(2021年)」M・ナイト・シャマラン:⑤

⇒シックスセンスの監督作品。1日で50年の時間が流れるビーチに招待された家族たちを描いたスリラー映画。子供たちが急に成長しそれに親が気付いたときの気味の悪さのあたりがピーク。

2022/5/20「バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年)」ナタウット・プーンピリヤ:⑧

⇒初めて観たタイ映画。実際に2014年に中国で起きたアメリカ留学試験のカンニング事件を扱った内容。犯罪を扱った映画のことをクライム映画というらしい。特待生の女の子が落ちこぼれのおぼっちゃん学生たちからカンニングを手伝ってくれれば報酬をくれると言われ力を貸す内容。試験中に指の動きで答えを教えたり他国で試験を受けて時差を利用して答えを教えたり。学歴社会で競争意識が強くお金だけは持っている家庭も多い中国ではその後もカンニングの事件が後を絶たないらしい。主人公の女の子が冨永愛に顔もスタイルも似てる。タイ映画予想外に面白かった。

2022/5/16「生きてるだけで、愛。(2018年)」関根光才:⑧

⇒本谷有希子原作。水谷豊の娘の趣里主演。腑抜けども~に似た雰囲気の本谷有希子っぽい作品。趣里の怪演っぷりが良い。鬱で引きこもりの主人公が社会復帰を目指すも全裸で街を走ったりトイレを破壊したりして結局できず養ってくれている共依存の彼氏と心の繋がりを確認し合う内容。

2022/5/14「ライト/オフ(2016年)」デヴィッド・F・サンドバーグ:⑤

⇒電気を消すと襲い掛かってくる幽霊の出てくるホラー映画。幽霊が物理的に攻撃して殺しにかかってきたり銃を打てばちゃんと当たる珍しい映画。電気を消すと出し惜しみすることなくすぐ出てくる。

2022/5/10「ゴールデンカムイ(2018年)」野田サトル:⑧

⇒不死身の杉元とアイヌのアシㇼパが北海道を舞台に金塊を探す物語。金塊の在りかは囚人たちの体に刺青として分割して掘られている。アイヌ文化の知識が身についたり強い男たちが次々出てくるアツい内容。シーズン3まで出ているので全部見たい。

2022/5/2「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年)」青山剛昌:⑥

⇒劇場版コナンで一番評価の高い作品。暗闇で犯人を見てしまった蘭が記憶喪失になり犯人から命を狙われるストーリー。最後記憶を取り戻した蘭が直接犯人を倒すシーンは最高。

2022/4/29「名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年)」青山剛昌:⑦

⇒コナンたちが仮想体感ゲームによって100年前のロンドンで切り裂きジャックと対決する話。最後まで飽きずに見られる。

2022/4/22「名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年)」青山剛昌:⑥

⇒2020年公開予定がコロナにより1年延期になった劇場作品。TV放送を視聴。昔の作品と比べて新キャラがかなり増えたのと現実離れした展開が多かった。

2022/4/11「ダマせない男(2022年)」森ハヤシ:⑨

⇒堺雅人主演。お人好しなサラリーマンが10億円の詐欺計画に協力するコメディドラマ。開始5分で引き込まれた。単発では惜しいほどの面白さだった。

2022/4/10「大家さんと僕(2020年)」矢部太郎:⑦

⇒芸人の矢部太郎の漫画が原作。ほのぼのとしててとても良い。曲を矢野顕子が歌っているところからとなりの山田くん感もある。

2022/4/5「劇場版 名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年)」青山剛昌:⑦

⇒ラストのツインタワーの隣のビルへ爆風を利用して車で突っ込むのは迫力があってドキドキした思い出。劇場版に無理して黒ずくめの男を出さなくてもいいのではと思うくらい黒ずくめの男の出番があっさりしている。

2022/4/2「劇場版 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年)」青山剛昌:⑦

⇒コナン劇場版第1作。映画館に観に行った思い出。コナンの劇場版はハズレが多いと言われていた時期もあったが初期はテンポも良く名作。蘭が爆弾と共に閉じ込められ赤と青のコードどちらを切るかという話。

2022/3/17「ドクター・ドリトル(2020年)」スティーヴン・ギャガン:⑦

⇒児童文学で読んだことのあるドリトル先生の実写映画。ドリトル先生の吹き替えを担当した藤原啓治の最後の作品。軽く見られる良い作品だった。

2022/3/2「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2012年)」スティーブン・ダルドリー:⑥

⇒トム・ハンクス主演。9.11で父親を失った男の子の再生の物語。タイトルの意味は男の子の苦手な飛行機や電車といった存在と、自分のことを口うるさく心配する家族や友人のこと。

2022/2/28「薄暮(2019年)」山本寛:④

⇒クラウドファンディングで製作された福島を舞台にしたアニメ。らき☆すたを途中で降板させられたことで有名なヤマカンの作品。製作が遅れ試写会でほぼ未完成のフィルムを上映したことで批判され「自分はそもそもアニメが作れなかった」とこの作品を最後に廃業宣言にいたる。Twitterの発言を見てもちょっと難ありな人で京アニから監督の域に達していないとクビにされるのも頷ける。作品自体は特に盛り上がりどころのない恋愛アニメだった。

2022/2/22「進撃の巨人 シーズン5(2022年)」諫山創:⑧

⇒全○話。遅れて登場したジークの「あとはお兄ちゃんに任せろ」が良い。あとサシャのお父さんの話していた森の話が響く。「森から出るんだ。出られなくても出ようとし続けるんだ」が人類が多くの犠牲を出しながら戦い続けている理由になっている。

2022/2/21「進撃の巨人 シーズン4(2021年)」諫山創:⑧

⇒全16話。シーズン3でエレンたちが海まで辿り着いてから3年後で舞台はマーレ国へ。過酷な生活を強いられているエルディア人のガビとファルコが主な主人公。エレンを始めとしたパラディ島の人間たちによる強襲から舞台を壁の中に戻してからエレンとジークの安楽死計画遂行まで。ガビが12歳にして業を背負いすぎ。ガビとファルコにいまいち魅力がないため壁の中の物語と比べると面白さはいまいち。

2022/2/21「JUNK HEAD(2021年)」堀貴秀:⑧

⇒激レアさんで1人で7年かけて独学でストップモーションアニメを作った人として紹介されていた監督の作品。1人で作った短編を99分の長編にしたもの。開始数分でストップモーションアニメだというのを忘れるほど自然でスムーズ。キャラクターの可愛さやエイリアンの気持ち悪さもとても良い。全三部作らしいので続編が楽しみ。

2022/2/20「進撃の巨人 シーズン3(2019年)」諫山創:⑧

⇒全22話。ウォール・マリア奪還作戦からアルミンの大型巨人の継承、壁の向こうの海へ到達まで。巨人にマルコを食わせたライナーの「なんで、マルコが食われてる?」のセリフが調査兵団にいるあいだに仲間意識が芽生えすでに人格が分離しかけていたことが分かる。作戦の成功にはエルヴィンやアルミンのような優秀な指揮官とその指示を忠実に実行できるリヴァイやエレンのような優秀な戦士の両方が必要。特にエルヴィンとアルミンは指揮をとりつつ自分も最前線で命を張るあたりが素晴らしい。クルーガーの登場シーン「俺がフクロウだ」が格好良すぎる。クルーガーの「これはお前が始めた物語だろ」の演説シーンは胸に刺さる。

2022/2/17「進撃の巨人 シーズン2(2017年)」諫山創:⑧

⇒全12話。顎(あぎと)の巨人のユミルと共にエレンが連れ去られ奪還するところまで。まだ壁の中と外の話で真相はまだまだ見えてこない。

2022/2/15「進撃の巨人 シーズン1(2013年)」諫山創:⑧

⇒シーズン1の1話目から見直してみた。全25話。エレンが巨人化し穴を塞ぎ女型の巨人のアニを倒し拘束するところまで。「人類が今日、初めて巨人に勝ったよ」のセリフはグッとくる。最終話のラストのナレーション「人類が自分たちは何に囚われているのかを知るのは、まだ時間と犠牲が必要だった」はまさに今後の展開を予言するナレーション。

2022/2/13「鬼滅の刃 遊郭編(2021年)」吾峠呼世晴:⑧

⇒音柱の宇髄天元と共に遊郭へ潜入し上弦の6の妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫と戦う回。やはり戦闘シーンの作画が神がかっている。妓夫太郎らの過去を見ると鬼とは今世で世の不条理に遭い続け死んでいった人間であり、今世でのこだわりや執着がそれぞれ鬼の個性になっていることが分かる。累にとっては家族であり妓夫太郎にとっては妹。

2022/2/13「クール・ランニング(1993年)」ジョン・タートルトーブ:⑧

⇒南国のジャマイカがボブスレーで冬季オリンピックへ参加する王道コメディ映画。子供に見たとき以来だったが大人に見ても変わらず面白かった。

2022/2/10「ブルース・ブラザース(1981年)」ジョン・ランディス:⑦

⇒Amazon評価4.5のコメディ映画。アメリカのコメディアン2人を主演に据えて作成された映画。バンドでお金を稼ぎ自分たちが育った孤児院を救おうというストーリー。いたるところで音楽や演奏シーンがあり飽きずに最後まで見られた。

2022/2/8「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた(2016年)」大島里美:⑦

⇒多部未華子・高橋一生主演。恋愛シミュレーションゲーム好き女子と女心の分からない社長の王道ラブコメ。Amazon評価4.5も頷ける分かりやすい面白さだった。

2022/2/7「パプリカ(2006年)」今敏:⑧

⇒筒井康隆原作。同じように他人の夢に侵入するインセプションに影響を与えた映画。躍動感ある音楽と映像美の素晴らしい作品。

2022/2/7「パンズ・ラビリンス(2006年)」ギレルモ・デル・トロ:⑦

⇒スペインが舞台のダークファンタジー。妖精に導かれ地下迷宮に辿り着く少女の物語。辛い現実を忘れるための空想?大人向けのファンタジー映画だった。

2022/1/31「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2021年)」ウィル・グラック:⑨

⇒ピーターラビット実写版の続編。トーマスとビアが結婚しピーターラビットの本を出版した後の物語。トーマスの出番が少なく前半はやや退屈だったが後半からどんどん面白くなっていった。3を熱望する。

2022/1/28「つみきのいえ(2008年)」加藤久仁生:⑨

⇒アカデミー短編アニメ賞受賞作。12分の超短編作。水位の上がっていく街で家を積み上げて暮らしている老人の物語。人が生きられるのは現在だけで過去には決して戻れないという時間の流れを沈んでいく家で表す表現がとても良かった。積み上げていった家がこれまでの人生そのもので、最後にその家を見上げ思い出と共にまた最上階で生きていくラストも素晴らしい。

2022/1/25「パラサイト 半地下の家族(2019年)」ポン・ジュノ:⑧

⇒視聴2回目。人は差別されることにとても敏感で恨みを抱きやすく、そして他人を差別する言動は思わぬところで無意識的に出るものだというのが最後の結末に現れている。

2022/1/24「新解釈・三國志(2020年)」福田雄一:⑥

⇒勇者ヨシヒコの福田雄一が監督、大泉洋主演。三國志をまったく知らない状態でも見て楽しめた。勇者ヨシヒコ感の満載な映画だった。

2022/1/24「オッドタクシー(2021年)」P.I.C.S.:⑧

⇒最終話の中盤以降で設定を覆すまさかの大展開。これまで出てきた登場人物たちがラストシーンを同時に目撃する演出は良い。少し緩めなウシジマくん的ストーリーを動物たちが演じる物語。尻上がりに面白くなっていく。

2022/1/14「紅の豚(1992年)」宮崎駿:⑦

⇒初めて最後まで視聴した。地味ながら名作。

2022/1/13「王様のレストラン(1995年)」三谷幸喜:⑨

⇒TVerで限定公開していたものを視聴。一番好きなドラマ。初めて最終回まで視聴できた。三谷幸喜の脚本も松本幸四郎や山口智子の演技もすべてが最高。三谷幸喜がレストラン内で物語をすべて完結させる点にこだわった作品らしい。「私は先輩のギャルソンにお客様は王様であると教えられました。しかし先輩は言いました。王様の中には首をはねられた奴も大勢いると」の名台詞がしびれる。

2022/1/10「えんとつ町のプペル(2019年)」廣田裕介:⑥

⇒西野亮廣原作。ストーリーや設定に粗い部分はあったが映像や最後の展開は良かった。ラピュタやディズニーミュージカルを意識してそうなところは多かった。

⇒2021年観た映画・ドラマメモ