最近読んだ本メモ

2024/4/2「出産に『痛み』はいらない(2021年)」岩本英熙:⑦

⇒出産予定の病院の先生の書いた本。無痛分娩について分かりやすく書いてあった。

2024/3/5「最高の体調(2018年)」鈴木祐:⑥

⇒もっと体調メインにして書いてほしかった。後半は精神や死生観などについて書かれていてややネタ切れ感が強かった。

2024/2/29「残酷すぎる幸せとお金の経済学(2023年)」佐藤一磨:⑥

⇒幸福度をあらゆるデータをもとにまとめた本。幸福度の正体=お金という結論

2024/2/16「しょぼい起業で生きていく(2018年)」えらいてんちょう:⑦

⇒リアルで等身大の起業論。自分ができることをコストをかけず人を巻き込んでやっていくという内容。後半はネタ切れなのか実例や対談になっていた。

2023/12/3「物語思考(2023年)」けんすう:⑧

⇒初めて読むけんすうの書籍。やりたいことがないならキャラクターを設定して物語を転がしていけというキャリア設計の本。

2023/11/15「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学(2018年)」cis:⑤

⇒cisの書いた本。インデックス+優待+高配当投資に絞ってからあまり参考にならないと思い買ってから読むのが遅くなってしまった。ビル投資が利益が1%程度しかなく儲からないという話が面白かった。

2023/10/20「とにかく仕組み化(2023年)」安藤広大:⑦

⇒織学の安藤社長の3冊目。1冊目・2冊目と比べると被る内容も多く内容も少し抽象的だった。

2023/9/22「スモールビジネスの教科書(2022年)」武田所長:⑧

⇒地に足の着いた現実的で堅実なビジネスのやり方についてまとめた本。すべてのビジネスは拡大させていくべきものではなく、小さなままライバルの弱い市場で継続していくだけでも十分な利益を手に入れることができると書かれていて目からうろこだった。

2023/6/5「投資思考(2022年)」野原秀介:⑦

⇒開成→東大→ゴールドマンサックスという経歴の著者がビジネスを投資に見立てて書いた本。ゴールドマンサックスでの働き方や結果を出している人間の特徴は参考になったが、それ以外の投資に見立てての部分はあまり参考にならずもっと短くまとめられそうな本だった。

2023/3/18「不格好経営(2013年)」南場智子:⑧

⇒南場さんがマッキンゼーを退職しDeNAを設立して社長職を退くまでを描く。南場さんの生い立ち話も面白く、あの前時代的な厳格な父親からよくこんなに先鋭的な女性起業家が生まれたなと感じた。DeNAはもともと優秀でバイタリティのある南場さんが前職のマッキンゼーや周囲の優秀な人間をどんどんヘッドハンティングしていくことで人材を増やし大きくなっていった会社なのだと分かった。優秀な人間は何年もかけて口説く、社長業務は決断することなど参考になる部分も多かった。

2023/1/10「徹底的に敵をヘコます法(1997年)」ガイ カワサキ:⑦

⇒藤田社長が読んで影響を受けたと紹介したことでプレミアがついた本。結局は顧客のことを考えることが敵をヘコますことに繋がるが、敵をどう意識しどう関わっていくかをまとめた内容。敵の顧客となり調査することの必要性は参考になった。

2023/1/1「おいしいごはんが食べられますように(2022年)」高瀬隼子:⑥

⇒第167回芥川賞受賞作。少ない人間に多くの気を使いながら生きる職場社会を描いた作品。読んで楽しい気分にはならない。弱者だと分かりやすい存在は周囲から手を差し伸べられ、弱者でも我慢できたり気付かれにくい存在は助けられることなく彼らの分の負担まで悪意なく強いられているよねというストーリー。

2022/11/15「教えないスキル: ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成(2021年)」佐伯夕利子:⑤

⇒スペイン男子3部リーグで女性初の監督に就任した作者の本。上から指導するスタイルではなく、選手ファーストに対等に向き合うという手法。教えられたことを忠実にやるのではなく自分の頭で考えてプレイすることがスポーツ界でも求められてきているという話。熱血漢の鬼監督がヨーロッパでは求められなくなってきているそうなので日本のスポーツ界や部活でも同じことが起こりそう。ビジネスにはあまり応用できなそうな内容だった。

2022/9/7「苦しかったときの話をしようか(2019年)」森岡毅:⑧

⇒USJ復活の立役者森岡さんが就活中の娘に向けて書いた本。とにかく結果と実績を出すことにこだわる、チームリーダーは集団に対して勝ち馬に乗るメリットさえ明確にできれば皆ついて来るとその覚悟について書かれていた。タイトル通り、森岡さんが人生の中で苦しんだP&Gでプロジェクトの敗戦処理を任されたときとアメリカ本社に単身派遣されたときの話が書かれている。特に言葉も文化も違うアメリカで部下たちから嫌がらせを受けながらも結果を出して認めさせた過去が壮絶で、この経験が結果を出すことの重要性に繋がっているのだなと分かった。

2022/9/7「センスは知識からはじまる(2014年)」水野学:⑥

⇒くまモンを作ったデザイナーの本。人からもらったので読んでみた。これまでセンスについてあまり考えたことも悩んだこともなかったのでいまいちピンとこなかったが、タイトル通りセンスは知識や経験から生まれるものであり、直観や感覚を自分の中で言語化していくことが大事だという内容。この作者が好きな人以外は「俺センスないな~」と普段感じてる人が読むんだろうか。そうであればセンスで悩む前にもっと具体的に悩むことがたくさんある気もする。

2022/8/9「究極のマーケティングプラン(2007年)」ダン・S・ケネディ:⑥

⇒神田昌典がおすすめしていたので読んでみた。神田昌典の書いた本を読んだ方が分かりやすかった。

2022/7/18「数値化の鬼(2022年)」安藤広大:⑧

⇒評価に連続性を持たせるためにはマイナス評価を取り入れること、2:6:2の法則を10:0:0に持っていくのが組織マネジメント、行動力ファーストで量の後に質、成果に繋がる変数を見つけること。森岡毅が定数ではなく変数を動かすという話をしていたがまさに同じことを話していた。

2022/1/24「リーダーの仮面(2020年)」安藤広大:⑨

⇒ドライでマッチョな思想を持つ識学の社長の本。ネットのインタビュー記事などで独特な考えを披露していてどんな人か気になり購入。Amazonレビューは批判的な声も多かったが非常に参考になる1冊だった。経営者と従業員の関係性や接し方についてとにかくドライに合理的に突き詰めた内容。仲良しこよしではなくリーダーは仮面をつけて部下に接する必要があると訴えた本。

2022/1/24「時間を味方につける資産サイト構築論(2021年)」なおころ:⑤

⇒文章が固くかなり読みづらかった。サイトやブログはただやみくもに積み重ねれば資産になるわけではなく、資産となるサイトには適したテーマがありいかに手間をかけずに運用できるかが大事だという内容。

2022/1/13「目からウロコのSEO対策「真」常識(2021年)」柏崎剛:⑧

⇒内部リンク・外部リンク・EAT・表示速度など薄いながら濃密なSEO本だった。取り入れられるところは全部取り入れたい。

2021/12/2「メイク・ミー・シック(1994年)」山田詠美:④

⇒「ぼくは勉強ができない」の山田詠美が書いた短編エッセイ。読んでいて時代を感じる。当時在日米軍の黒人と付き合っていて、日本人の男の子はこんなことがスマートにできなきゃねといった海外と日本を比較した話が多い。ただその後、その黒人が女性を暴行し逮捕・離婚している結末を知ると山田詠美も若かったんだなと感じられる。

2021/11/17「売上最小化、利益最大化の法則(2021年)」木下勝寿:⑦

⇒北の達人の創業者が書いた本。売上ではなく利益を伸ばす、広告は目立つ必要はなく求める人にだけ届けばいい、ロングセラー前提で商品を作るなど参考になる点が多かった。

2021/10/4「叶えたい夢の見つけ方(2020年)」志賀瞳:⑦

⇒秋葉原のメイドカフェあっとほーむカフェの社長でありプロフェッショナルでも特集されたメイドさんの書いた本。結果を出し成功していく人は男女関係なく柔軟な思考や行動力を持ち合わせているんだなと感じた。

2021/8/8「たった4年で100店舗の美容室を作った僕の考え方(2021年)」北原孝彦:⑨

⇒元アフィリエイター北原さんの本。一美容師が独立していかに美容室を展開していったかが詳細に書かれている。自分の中の勝ちパターンをこんなに早く掴めるのは努力か才能か。設定と設計の話など参考になりまくる一冊だった。

2021/6/26「口コミ伝染病(2001年)」神田昌典:⑧

⇒けんすうが紹介していたプロセスエコノミーや物語・背景を語る重要性を20年前の本で解説されていた。客が安値に流れるのは商品の見分け方が分からないからというのには深く納得。チラシやレターなど紹介されている媒体は異なるが今のWebの時代にも十分通じる知識が書かれていた。

2021/5/13「ドリルを売るには穴を売れ(1999年)」佐藤義典:⑧

⇒マーケティングについてストーリー形式で解説した本。マーケティングはものを買うときお客様の心の中で起こるプロセスを考えること、商品・差別化・ターゲットなどマーケティングは流れるような一貫性が大事など。自分が何かを買ったり食べたりするとき、なぜそれを選んだのか心の中の動きに注目するというのは、業界歴が長くなってからも消費者の気持ちを忘れないためにも大事。続編が売られているというので早速購入した。

2021/3/21「あなたの会社が90日で儲かる(1999年)」神田昌典:⑦

⇒ビジネスの本質について書かれた本。ビジネスを始めるときに大事な順番は「お客様⇒人・金・商品」でお客様が先にいないと成り立たない、逆は成り立つ。商品の前に自分や人間関係を泥臭く売る。広告では必要な情報をすべて与える、興味のあるお客様が面白ければ全部読んでくれる、むしろ情報が少ないとリスクを感じて買わなくなる…など。チラシを使った説明が多く古い部分もあったが今でも変わらないビジネスの本質に触れられていた。情報商材のLPなどがまさにこれ。社長の仕事は社員のやる気を引き出すことではなく、社員が結果を出しやすい環境を作り出すこと、成約しやすいお客様を渡してあげることと書かれているのを読んでハッとした。

2021/3/21「人を動かす(1937年)」デール・カーネギー:⑦

⇒自己啓発書の金字塔的な本をようやく読み終えた。人を動かす3原則や人を変える9原則などいろいろ書かれているが、要は「人は自分のことにしか興味がない、他人から認められたい、尊重されたい、褒められたいという願望を誰もが強く持っているのでそれを満たしてあげると人は動く」ということ。洋書特有なのか、何かを説明する際とにかくたとえ話やエピソードを多用する。本書の8割くらいがエピソードで読むのがかなりしんどかった。どこの誰がどうしてどうなった毎回具体的に説明されてそれをいちいち理解しないといけないので。もう一冊の「道は開ける」は読むにしても当分先にする。

2021/2/21「成功者の告白(2004年)」神田昌典:⑨

⇒最近読んだビジネス書の中で一番の名著だった。嫌われる勇気や夢をかなえるゾウのように物語風にして解説されている。ビジネスが大きくなっていくとどのような問題がどのタイミングでどんな理由で起こるのか、そしてそれらにどう対処すべきかが具体的に書かれている。一度読んだだけでは掴み切れなかったので時間を置いて読み返し身につけていきたい。「非常識な成功法則」に続いて良かったので神田昌典の本をもう2冊注文した。

2021/1/2「なぜ女は男のように自信をもてないのか(2015年)」クレア・シップマン:④

⇒社会で活躍する多くの女性たちと接し、男性と比べて自信を持っていない女性が多いのはなぜかを感じた女性レポーターが書いた本。いまいち根拠が薄く、男女どちらにもいえるような点もあったり男性が皆自信を持っている万能な存在として書かれていたり、いまいち納得感に欠ける内容だった。結局最後は行動を起こして早めに失敗を重ね自信をつけていくべきという自己啓発的な内容に落ち着いていた。一つ勉強になったのは、アメリカでよく見られる子供を全承認してことあるごとに褒める子育て方法に弊害が起きているということ。子供が自分が達成できそうな・褒めてもらえそうな範囲内のことしか挑戦しようとしなくなり、中身のない自信と自尊心しか手に入らないと批判していた。逆に日本や中国の子育てや教育が紹介されていて、結局隣の芝は青く完璧なやり方なんてないのだなとよく分かった。

2020/12/28「デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法(2017年)」:⑨

⇒オイシックスでデジタルマーケティングを担当している人の本。読んでいる最中に参考になりすぎて続編の「サブスクリプションで売上の壁を超える方法」を購入したくらい。F2転換が一番大事なこと、PVに一喜一憂せず数字を切り分けて考えることが大事なこと、広告は媒体ではなくどの商品を誰にどのようにアプローチしたいのかで考えること、売上や顧客を数値化して目標と達成状況を常にチェックできるようにすることなどなど。ポイントをまとめたので取り込める箇所は全部取り込んでいく。

2020/12/16「サクッとわかるビジネス教養 地政学(2020年)」奥山真司:⑨

⇒もともと興味のあった地政学を分かりやすくイラストつきで解説してくれる本。中東の問題や中国の野望などが分かって面白く読めた。これを読むと過去から現在において発展している国は、民族が優秀だったからや文化や政治が優れていたからではなく、地図上のどの場所に住んでいたかが大きな要因となっていたことが分かる。もし日本列島の一部が中国大陸と陸続きになっていたら中国の内乱に常に巻き込まれ今の発展はなかっただろうし、アメリカも隣国をカナダやメキシコではなく強国に挟まれていたりヨーロッパが近かったら今の発展はない。他国の影響や侵略を受けづらいという点で島国は圧倒的なアドバンテージを持っていることが分かった。また中国が経済大国になったことで、アヘン戦争に負けてへし折られた中華思想を再び蘇らせいまだ帝国主義的な思想を持ち世界進出を目指していることに驚いた。しかし今の海洋進出と同時にランドパワーの影響力を追求していくという中国の方針は過去に成功した国がないため失敗するリスクが高いこと、今後のアメリカと中国の対立でアメリカが仕掛けるであろう戦略などが、過去の歴史からすでに分かっているというのも非常に興味深かった。また中東の内情にまったく詳しくなく分かりづらいと思っていたが、その原因の一つが国名とそこに住む民族名が一致していない場合が多い(イスラエル=ユダヤ人、イラン=ペルシャ人、サウジアラビア=アラブ人など)というのも大きな理由だった。

2020/11/21「運とツキに好かれる人になる(2010年)」桜井章一:⑥

⇒代打ちの世界で20年間負けなしだった雀士が解説する運の身につけ方について。勝負のタイミングでだけ急に感覚を研ぎ澄ませたり集中力を高めることは不可能なので、普段から感性を磨き小さな変化にも気付けるよう勘を鋭くさせておくことが大事らしい。そのためには「違和感」のあるモノ・人には近づかないこと。特にこの違和感という言葉が何度も出てきて、自然体でいられて違和感を受けないモノ・人とだけ付き合うことで運気は上がっていくと。後半はかなり精神論やスピリチュアルな内容になってきてよく分からなかった。日常の小さな変化に気付けない人は勝負の世界でも変化に気付けないというのは納得。ただその感性を具体的にどうやって磨いていけばいいのかをもっと知りたかった。自然と接する時間を増やすなどは書かれていたが。

2020/11/4「箱庭図書館(2011年)」乙一:⑦

⇒乙一の作品を10年ぶりくらいに買って読んだ。厨二臭くイタイ感じの短編が多く「乙一ってこんな感じだったっけ?」と思っていたら、読者から没作品を募集しそれを乙一がリメイクするという実験的短編小説だった。「青春絶縁体」の終わり方は乙一っぽくて好き。「ホワイト・ステップ」は乙一の書いた「CALLING YOU」に似た作品だった。乙一は小説のテクニックを「ハリウッド脚本術」という本からすべて学んだと語っているらしく興味をひかれた。

2020/10/17「マーケット感覚を身につけよう(2015年)」ちきりん:⑥

⇒読むのは二度目。4年前に読んだときはあまりピンと来なかったが今回読んだときは内容が腑に落ち納得できた。むしろ2020年の今の時代当たり前では?と感じるような内容も多かった。良いものを作れば売れるという時代ではなく市場で求められているものを提供することが重要。要はユダヤ流ビジネスのやり方が今後も求められていくということか。

2020/9/19「夜と霧(2002年)」ヴィクトール・E・フランクル:⑧

⇒1956年発行の霜山徳爾訳ではなく2002年発行の池田香代子訳を読んだ。両者を軽く読み比べてみたが1956年のものはかなり文章が固く読み進めるのが辛かったので初心者は2002年発行のものを読むのがおすすめ。学生時代から興味はありつつずっと読まずにいた夜と霧をようやく読めた。ナチス批判本ではなく原作のタイトルが「ある心理学者、強制収容所を体験する」であるように収容所に入れられた心理学者がそこで体験したことを心理学者の視点からリアリティを持って語るという内容。収容所で受けた残虐非道な体験が半分、もう半分は収容所生活を通して自分や周囲の人間の精神がどう変化したかや生きることの意味をどう捉え直すことになったかという内面について書かれている。体力以外で生死を分けたのはいかに心折れずに収容所生活に耐えられたかであり、そのために重要だったのは希望や自分の生きる意味を知っているか否かだった。ナチスやユダヤという固有名詞はほとんど出さず、人間のあいだに起こった出来事として書いている点がこれだけ読み継がれている理由でありこの本の凄さなのだと感じた。

2020/8/30「マンガ 破天荒フェニックス(2020年)」田中修治:⑥

⇒気になっていた破天荒フェニックスが漫画化されていたので先に漫画を読んでみた。30歳のときに倒産寸前の眼鏡チェーンのオンデーズを個人で買収して立て直した起業家の実話。買収した理由が当時自分の経営していた会社の売上が4億で短期間で売上を増やすためには14億の負債があるものの売上20億あるオンデーズを買収した方が早いと考えたからだそう。さすが成功している実業家はリスクの許容量がでかい。オリジナルブランドの眼鏡を発売したところ、販売する社員たちが気に入って購入が相次いだという話は、サイバーエージェントのアメピグを開発直後に社員たちが夢中になって遊んだというエピソードと似ている。

2020/8/20「なぜ、この人と話をすると楽になるのか(2015年)」吉田尚記:⑧

⇒アナウンサーが教えるコミュニケーションの具体的なノウハウ本。コミュニケーションは対戦型ではなく皆が楽しく居心地よくなるための協力プレイというのは改めて納得。ただ自分のような人間は会話のノウハウ以外に初対面や多くの人間と接したときの疲労度が一般の人よりも大きいというのも問題な気がする。そこは生まれ持った性格なので人と最低限接しなければならないときはこういったノウハウを活かし後は自分の性格に合った生活を送るのが一番ストレスがなく平穏に過ごせると思う。あと内容とは関係ないけど文中に出てきた「禊」という言葉を見て今の社会に足りないのはこの禊かなと感じた。何か大きな失敗をした人間を一発退場させる社会ではなく、何か分かりやすい禊を済ませて復活を許す社会の方がいい気がする。自粛引退辞職という責任の取り方はモヤモヤが残る。

2020/6/22「人生は攻略できる(2019年)」橘玲:⑧

⇒「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」を社会に出る前の学生向けに分かりやすく簡単にまとめた内容。学生時代に読みたかった気もするが、当時これを読んでもいまいち腑に落ちずピンと来ない気もする。やはり知識だけではなく身近にこの通りの生き方をしているモデルケースが必要。数々のデータや研究から現代社会で幸福になるための方法はある程度確立されているので、それを知って実践していくことが大事。

2020/5/10「追悼総特集 橋本治 橋本治とは何だったのか?」(2019年)」

⇒橋本治が2019年に亡くなり出版された追悼本。久しぶりに橋本治の文章を読んで癒された。橋本治の処女作「桃尻娘」は今の自分と同じ年齢の33歳で書かれたと知って驚いた。

2020/5/10「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために」(2019年)」幡野広志:⑦

⇒「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう」で橋本治並みの優しい名回答を連発しているのを読んで興味を持って購入。著者は34歳でがんを発病し闘病中の写真家。内容はがんや親との関係、安楽死について。自分を不幸に貶める親との関係は切ってもいい・自分で選んだパートナーや子供こそが大事にすべき家族だという主張には救われる人も多そう。日本で安楽死が認められるのは難しそうだが自分も死ぬときはセデーションを選びたいと思った。

2020/5/7「ズボラPDCA」(2020年)」北原孝彦:⑤

⇒元アフィリエイター北原さんの処女作。アイデアを固めるための壁打ちや半年に1回のホテルでの振り返りなど参考にになる点が多かった。ただ一番知りたかった北原さんがアフィリエイトを始めてから美容室を全国展開していくまでの話についてはほぼ触れられていなかったのが残念。

2020/4/17「憂鬱でなければ、仕事じゃない」(2011年)」見城徹・藤田晋:⑥

⇒幻冬舎の見城徹と藤田社長が各テーマについて持論を述べあう内容。深い内容は書かれていなかったが初めて見城徹の本を読んで昔気質のイケイケ社長だなと感じた。名刺がなければ郵送させる、テーブルを挟んだ挨拶は許さないなど気難しい義理と人情を大事にするタイプの人間。藤田社長も語っていたが若い世代のあいだでは名刺などのかつてのビジネスマナーは薄れてきているが、年上の世代とビジネスをやる上ではそういった面も蔑ろにできないのだと分かった。見城徹の人から信頼を得るための圧倒的な努力が凄まじい。作家の本の全文を暗記して暗唱してみせる、小説家がコラムや記事を書くたびに手書き7枚の手紙を毎回送るなど、仕事をお願いしたい人への尽くし方が尋常じゃない。タイトルの「憂鬱でなければ仕事じゃない」は楽にできる仕事は喜びも成長もなく、取り掛かるのが憂鬱に感じるくらいの仕事こそが本物だという意味。

2020/4/13「起業家(2013年)」藤田晋:⑨

⇒藤田社長の本を読むのはこれが2冊目。サイバーエージェントが広告代理店からアメブロ・アメピグを作ってメディア企業に転身するまでを描く。当時の藤田社長の孤独と不安と迷いがひたすら書かれている。従業員や投資家から理解されない状態で苦節6年かけてアメーバを黒字化させる中で現場で何をやったのか、社長として何を大事にしていたのかが分かる。4年連続赤字のアベマTVの現状を見ると、藤田社長が現在もアメーバのときと同様に戦い続けていることが分かり胸を打たれる。ホリエモンの考え方より藤田社長の考え方の方がしっくりくる。藤田社長の書いた本を全部読みたいと思った。

2020/3/31「指名される技術(2015年)」堀江貴文・斎藤由多加:③

⇒おそらくいつものようにホリエモンは執筆に一切関わっていない本。共著のもう一人の方かゴーストライターなのか分からないが文章が読みづらい上に内容が浅い。どこかからの例やたとえ話を持ってくるばかりのありきたりな自己啓発書。最後の4分の1はネタ不足なのか用語の説明になっていて久しぶりにひどい本を読んだ。

2020/3/12「幸せになる勇気(2016年)」立川光昭・古賀史健:⑤

⇒「嫌われる勇気」の続編。幸せになるためには他者を愛すること、自立すること、共同体感覚に辿り着くこと。嫌われる勇気ほどの発見や気づきは少なかった。「他人を幸せにできる者だけが幸せになれる」「内発性を宿らせ他人や対象に関心を寄せることだ大事」という宮台真司の主張と似た部分が多く見つかった。

2020/2/27「完全教祖マニュアル(2009年)」架神恭介・辰巳一世:⑤

⇒新興宗教を立ち上げ信者を集めていくためには何が必要か、新興宗教が行っている胡散臭く見える事柄にはどういった意味があるのかをまとめた新書。組織管理に応用できるかと思って読んだが思った以上にガチの新興宗教の立ち上げ方でそこまで参考にならなかったw ただこうやって新興宗教を紐解いて見てみると宗教もビジネスの一つだなとよく分かった。

2020/1/23「嫌われる勇気(2013年)」立川光昭・古賀史健:⑨

⇒タイトル通りの自己啓発書かと思いきや、アドラー心理学や哲学をもとにした人生の生き方を説いた一種のタイトル詐欺の本だった。哲学者である立川光昭の監修で『20歳の自分に受けさせたい文章講義』を書いたフリーライターの古賀史健がまとめた本。アドラー心理学は哲学というより、前向きに幸福に生きるための方法論や思考法に近い感じを受けた。人生を線や物語ではなく点や旅行として捉える思考は新鮮でためになった。確かに過去や未来は関係なく今この瞬間だけを生きることが大事なのであれば、人生は常に完結していていつ終わっても同じだというのは納得。

2020/1/16「ユダヤから学んだモノの売り方(2017年)」立川光昭:⑨

⇒「それをほしいお客さんがいるか」「自分が売りたいものではなくその場所のお客さんが求めているものを提供する」というユダヤ流マーケティングの基本がよく分かった。そしてドライだなと感じる知人のビジネスのやり方がユダヤ流ビジネスに通じるものがあること分かった。プロサッカー選手を諦めた中卒の著者がゴミ捨て場に落ちていたバイクをリサイクルショップに売ると5000円で買い取ってもらえたところからビジネスを大きくしていったその過程が面白い。また様々な新規事業を興したとき、どんなアイデアで会社を大きくしていったかが具体的に書かれていてそれも参考になった

2020/1/12「図解モチベーション大百科(2017年)」池田貴将:⑥

⇒数々の心理実験をもとにしたモチベーションの上げ方を解説。経営者ではなく社員の立場で書かれていることが多かった。こじつけ感のあるものもいくつかあったが、実験⇒その結果⇒モチベーションアップへの活かし方を見開き1ページで紹介する形は読みやすかった。

2019/12/16「『ついやってしまう』体験のつくりかた(2019年)」玉樹真一郎:⑤

⇒サービスを企画設計するときに参考になる本。サービス未体験のユーザーがストレスを感じることなく面白いと感じるようにどう設計すればいいのか、任天堂のゲームを例に解説している。任天堂にしろアップルにしろ説明書を読まずに遊べるようにするため裏では凄い工夫と苦労があるのだと分かった。

2019/11/6「残酷すぎる成功法則(2017年)」エリック・バーカー:⑧

⇒橘玲訳。仕事・人生・結婚・お金などのテーマを具体的な実験データと共に説く。読むと何をしたら成功できるか、幸福になれるかのヒントが得られる本。ローマ人が400年かけてようやく征服した広さの土地を、文字も読めないチンギスハンが僅か25年で10万人の兵士だけで征服した話は興味深かった。その要因は、戦略・計画をしっかり立てること、自分の得意分野で戦うこと、知識のある人間を敵・味方問わず採用したことだった。

2019/9/7「社会人大学人見知り学部卒業見込(2015年)」若林正恭:⑧

⇒ラジオからも十分伝わってきていたが、若林のこじらせ具合や抱いている闇がより鮮明に分かった。高すぎる自意識と斜に構えた態度のまま売れない芸人として20代の10年間を過ごし30歳でいきなりブレイク。そこで多くの人や価値観と出会っていかに変わっていったかが書かれている。売れていない時期でも春日は不安もなく幸せそうだったというエピソードが最高w オードリーが売れたのは春日のキャラクター性に加え若林の感性と器用さのおかげだとよく分かる一冊

2019/8/22「父権制の崩壊 あるいは指導者はもう来ない(2019年)」橋本治:⑧

⇒2019年1月に亡くなった橋本治の遺作。近年の世界の右傾化や相次ぐ組織の不祥事について触れながら父権制崩壊後の生き方について説く。中央としての意識が強く、一地方自治体としての意識のない東京は都知事をお飾りの文化人が勤めるのが恒例になっているという指摘は面白い。家父長制は帝国主義が蔓延した世界大戦時に広まったもの、既に一人の代表者が導く時代ではないので新たなあり方を考えるべきという内容。「わからないという方法」の内容と根本は同じ

2019/8/10「非常識な成功法則(2002年)」神田昌典:⑨

⇒自己啓発本として非常に優秀。成功するためのマインド・行動の変え方が具体的に書かれている。嫉妬や敵対心など負のエネルギーの活用が有効なのは自分も大学受験のときに経験があるのでよく納得できた。具体的な目標を紙に書いて毎日イメージして成功者の言葉を聞いて目標へ向けて毎日一歩ずつ行動していく。これを習慣化すれば成功するというもの

2019/8/8「ザ・マイクロコピー(2017年)」山本琢磨:⑤

⇒マイクロコピーライティングという概念を初めて知った。CV周りに特化したライティング手法について

2019/6/10「バカでも稼げる米国株高配当投資(2018年)」バフェット太郎:⑦

⇒米国株投資を始めるにあたって。米国株には興味がありつつもハードルの高さと税金が高いという点から敬遠してたけどこの本を読むと配当金狙いなら米国株がベストだと確かに思えた

2019/6/9「なんで、その価格で売れちゃうの?(2018年)」永井孝尚:⑥

⇒行動経済学について勉強したくて。価格競争に巻き込まれないためにはブランド価値を高めて本当に必要な顧客に正しい価格で売ることが大事。あとは198円の端数効果や3つ選択肢があると真ん中を選びがちといった心理学的な面についても触れていた

2019/5/31「すいません、ほぼ日の経営。(2018年)」糸井重里:⑥

⇒コピーライターの糸井重里の経営についての考え方やほぼ日を上場した理由について。10年前から上場の準備をしていたことやWebサイトの派生商品を売っている中で3年目にほぼ日手帳が大ヒットし今も手帳が売り上げの7割を占めることなどが分かった。経営論についてはかなり異質で、利益を追求し続ける必要のある上場企業で本当にそれで上手くいくのか分からない部分があった

2019/5/17「小休止のすすめ(2019年)」ヒロミ・藤田晋:⑧

⇒異業界で活躍する2人が考える仕事論。物事が上手くいかないときの考え方について。耐え忍ぶこと・焦らず順番を待つことの重要性に触れていた。ヒロミにしろマツコにしろ有吉にしろ過去に自分の挫折と向き合った経験のある人間は根に優しさがある

2019/3/3「お前なんかもう死んでいる(2012年)」有吉弘行:⑦

⇒有吉が猿岩石で月収2千万を経験した後、仕事ゼロのどん底時代を7年過ごし、何をきかっけに這い上がっていったかが書かれている。今これだけTVに出ている有吉が7年も仕事がなく家でニート生活を送っていたというのであれば、時流や運を掴む事がいかに大事かが分かる

2019/2/24「私の財産告白(1951年)」本多静六:⑦

⇒投資家のあいだで名著とされる本。月給4分の1天引き貯金から巨額の富を築いた男の投資学。コツコツ貯金で資金をため景気の波を見て投資を行うがその方法

2019/2/14「橋本治のかけこみ人生相談(2018年)」橋本治:⑨

⇒「青空人生相談室」に続くお悩み相談本。橋本治にはもっとお悩み相談の本を出してほしかったと感じるほどの名答揃い。自分の上手くいかなかった過去・青春・人生に対する回答には救われる人が多いはず

2019/2/11「世界一やさしい問題解決の教科書」渡辺健介:⑥

⇒マッキンゼーで活用されている問題解決手法を子供向けにかみ砕いて解説。ただこれを読んで実践できる子供は少なそう。隣で指導してくれる親や教師が必要

2019/1/15「モモ」ミヒャエル・エンデ:⑤

⇒モモが時間泥棒から奪われた時間を取り戻す1973年の児童文学。文中に描かれる時間をお金と解釈する人も。自分の人生をもっとのんびり生きようという内容

2019/1/13「GoogleAdSenseマネタイズの教科書」のんくら:⑥

⇒サイトに活かせそうなアイデアがいくつか見つかった

2018/12/4「闇ウェブ」セキュリティ集団スプラウト:⑤

⇒今年亡くなったHagex著。ダークウェブの概要が分かりやすく書かれている。闇サイト「シルクロード」の運営者が29歳で逮捕され終身刑は重過ぎる気が。

2018/10/27「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」橘玲:⑦

⇒人は変われない・お金では幸せになれない、ではどうするか?を数々の実験データをもとに導き出す良書

2018/8/18「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」ふろむだ:⑥

⇒面白いけど回りくどすぎる。10Pくらいで説明できそう

2018/7/26「朝日ぎらい」橘玲:⑧

⇒今の日本で朝日新聞を始めとしたリベラルが保守化し、自民党をはじめとした保守がリベラル化している現状が分かりやすく書かれていて納得した。朝日批判にもなるこの本が朝日出版から出たのは凄いけど、この本に書かれている自称リベラルに対する提言を朝日新聞が取り入れ改善していけるかというと難しいと思う

2018/5/30「バカになったか、日本人」橋本治:⑥

⇒数年前に買って放置してた橋本治の本。2011~2014年に書かれたコラムを寄せ集めた内容。東日本大震災から民主党政権、憲法改正などについて

2018/5/28「ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか」佐々木閑:⑦

⇒仏教の発祥にカースト制度(バラモン教)が絡んでいたことを初めて知った。原始仏教と大乗仏教の違いが良く分かる一冊だった

2018/4/21「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦:⑧

⇒映画を観たので10年ぶりに読み返してみた。学生時代に読んで一番面白かった小説の一つ

2018/4/11「ブッダが考えたこと 仏教のはじまりを読む」宮本啓一:⑥

⇒同じ仏教学者への批判や長い引用文が多く、原始仏教は何かを知りたい初学者向けではなかった

2018/4/5「ウケる技術」水野敬也他:⑧

⇒松ちゃんや芸人がよく使ってる話のテクなどが解説されていた。身に付けるには実践と時間がかなり必要そう。「コミュニケーションはサービスである」という概念は考えたことがなかったのでハッとさせられた

2018/4/1「10倍速く書ける超スピード文章術」上阪徹:⑦

⇒文章を書くためには取材して「素材」を集めることが何より大事という内容。1ヶ月で15万文字書く速筆ライターの文章術。「今すぐ書けの~」よりもノウハウチック

2018/1/23「貧乏はお金持ち」橘玲:⑥

⇒フリーになってマイクロ法人を持つことがこの国では有利になると訴えた本。あらゆるデータをもとに解説していく

2018/1/5「お金2.0」佐藤航洋:⑥

⇒今後訪れるお金や経済の在り方について語られていた。家入一馬の「お金が教えてくれること」に近い内容

2017/11/28「いつまでも若いと思うなよ」橋本治:⑤

⇒主に橋本治が重病を患って入院して以降の話。橋本治の人生観や借金生活について触れられていた。

2017/11/8「生涯投資家」村上世彰:⑧

⇒村上世彰の生い立ちや投資家としての考え方、ニッポン放送株のインサイダー取引による逮捕劇までいろいろ書かれていて面白かった。

2017/11/8「未来に先回りする思考法」佐藤航陽:⑧

⇒29歳のときにメタップスを上場させた佐藤さんの本。考えてる次元の違いを感じた。

2017/11/6「10倍売る人の文章術」ジョセフ・シュガーマン:⑨

⇒「第一センテンスは第二センテンスを読ませるためだけに存在する」の教えは今でも役立ってる。

2017/10/24「ネットで『女性』に売る」谷本理恵子:⑧

⇒女性向けサイトを作る上で勉強になった。書かれていることを実践して一つずつ身に付けていきたい。

2017/10/18「会社四季報 業界地図2018」東洋経済新報社:⑤

⇒初めて全部に目を通してみた。ココにまとめた。毎年ざっと読んだら業界の全体像がなんとなく掴めそうな気がした。

2017/10/14「恋文の技術」森見登美彦:⑥

⇒森見登美彦初の書簡体小説。面白かったけど夜は短し・四畳半神話大系を超える作品となかなか出会えない。

2017/9/19「みんな元気。」舞城王太郎:⑧

⇒最後の2Pが好きな小説を再読。「愛されている。これからいろいろあるだろうし、あるけれど、愛されて起こるいろいろだから、きっと大丈夫」

2017/9/10「サピエンス全史 下」ユヴァル・ノア・ハラリ:⑨

⇒読み切る自信がなく下の最後から読み始めたが橋本治が語る歴史並みに面白かった。特に仏教に関する記述部分。仏陀が説いた原始仏教に興味が出た。上も読んでみる。

2017/7/31「総理」山口敬之:⑧

⇒病気による辞任から再出馬、増税先送り、日米交渉など、官邸の舞台裏がリアルに描かれていた。総理にここまで近づけるジャーナリストがいることに驚き。

2017/7/25「法人保険で実現する究極の税金対策」GTAC:⑦

⇒法人保険について一番分かりやすく解説されていた。

2017/7/20「無敵の思考」ひろゆき:⑦

⇒今月出た新刊。あのひょうひょうとした態度がどういった思考から出てきているのか分かって面白かった。

2017/7/17「堀江貴文という生き方」別冊宝島:⑥

⇒去年コンビニで買って放置してた雑誌。今までの本での主張と同様「遊びと仕事の線を引かない」「好きなことにとことんハマる」「あえて普通ではないことをする」など。

2017/7/10「ぐでたまの『資本論』」朝日文庫:⑤

⇒ぐでたまのイラストと共に資本論がかいつまんで紹介されている本。「貧乏に慣れるのは難しい。けれど、贅沢にはすぐ慣れる」「ただお金を持っているだけ。それは、お金がないのと同じ」

2017/6/27「風の歌を聴け」村上春樹:④

⇒村上春樹の処女作。村上春樹が29歳でカフェ店員をしていた頃、神宮球場で野球を見ているときに急に「自分にも小説が書けるかもしれない」と感じて書いた作品だそう。ただ登場人物の全てがキザでやっぱり村上春樹の作品は苦手だなと再認識したw

2017/6/20「マネーと国家と僕らの未来」堀江貴文・茂木健一郎・金杉肇:⑦

⇒ビットコインの仕組みやビットコインが普及すると社会がどう変わるかの解説。2014年に出てすぐ買って読まずに放置していた^^;

2017/6/6「自営業の老後」上田惣子:⑥

⇒漫画。確定拠出年金、小規模企業共済や税金について改めて勉強しなおそうと思った。それにしてもこの作者はズボラ過ぎる。

2017/5/25「言ってはいけない」橘玲:⑦

⇒2017年の新書大賞。遺伝や性差についてのリアル。なんとなく感じていたことが具体的な実験データを添えて解説されていた。

2017/5/16「税務署は3年泳がせる」飯田真弓:②

⇒必要のない箇所が多く内容が薄い。タイトルもあまり関係ない。後半は流し読み。

2017/5/15「職業としての小説家」村上春樹:⑦

⇒村上春樹が海外に出たときの話が面白かった。ノルウェイの森でベストセラー作家になり、バブル時代の日本でろくに小説を書かなくても生活できる状態になったとき、危機感を抱いて新しいフロンティアに挑戦した過去があるからこそ、今の村上春樹があるのだと分かった。

2017/5/15「臆病者のための億万長者入門」橘玲:⑧

⇒個人投資家に最良の投資方法から為替、マイホーム、宝くじと幅広いテーマで書かれていた。「暴落時を待って株価が回復するまでドルコスト平均法で分散投資」が一番合理的らしい。

2017/4/15「たとえ世界が終わっても」橋本治:⑨

⇒数年ぶりの橋本治の最新刊。世界経済が限界を迎えているという内容。今後向かうべき方向が少し見えた気がした。

2017/4/12「投資信託はこの9本から選びなさい」中野晴啓:⑥

⇒ETFはなんとなく分かったので投資信託の勉強用に。推奨9本には入ってなかった「ニッセイ外国株式インデックスファンド」を買うことに。詳しくはココにまとめた。

2017/2/15「ほったらかし投資術」山崎元・水瀬ケンイチ:⑧

⇒個別銘柄を買うのは止めてインデックス投資に方向転換!ETFやノーロードのインデックスファンドを買ってくことにする。

2016/12/30「ETFなら、簡単安心なのにやっぱり儲かる!」櫻井英明:③

⇒ETFや投資信託に興味あって読んでみた。とりえずNISA口座を申し込んだ。

2016/12/15「独白するユニバーサル横メルカトル」平山夢明:⑥

⇒3年くらい前から読みたかった小説。短編集で全話にわたってグロ。グロすぎて精神を消耗した。

2016/12/10「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」橘玲:⑤

⇒「顧客の利益のために仕事をする税理士はいない」「税務署とOB税理士は構造的に癒着する」が面白かった。税理士は税務署OBの税理士にお願いした方がいいのかな?

2016/12/3「新しい文章力の教室 ナタリー式トレーニング」唐木元:⑥

⇒アフィリエイターのあいだで人気のライティング本。後半の読ませる工夫が役立った。

2016/11/10「夢をかなえるゾウ」水野敬也:⑧

⇒昔流行った自己啓発本。「人間が変わるにはな、もうでっかい不幸が必要やねん。悩んだり、苦しんだり、もう死んでまおかなて思うくらいのでっかい不幸や。そういう時、人はやっと、それまでのやり方を変えんねん」にはかなり共感。実際、自分が結果を出せたときはいつもその直前に大きな失敗や悩みがあった。ガネーシャの「募金する」の課題を見てもっと積極的に寄付しようと思えた。

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