ユニバーサル検索でどのような項目が拡張されているか、またどのようなレイアウトで表示されているかも大変参考になります。
実は私は、この「レイアウト」にも着目しており、デザインや表示件数もGoogleに合わせて真似る手法を取っています。
バーティカル検索やユニバーサル検索でユーザーニーズを調べた上で、ページの内容やレイアウトを作成していくことをおすすめします。
このキーワードは「なぜこのようなバーティカル検索の並び順なのか?」「なぜこのようなユニバーサル検索結果の表示形式なのか?」といったGoogleの意図をしっかりと捉えて、Googleが実現させようとしている理想の手助けをしてください。
EATは著者や法人情報の開示をするだけではありません。
むしろ重きを置くべき点は「指名検索を増やす」「権威あるサイトからのサイテーション(掲載・紹介)や被リンク」「アクセス数」です。
ナレッジパネルに表示されるような大手のECサイトに掲載することで、Googleに認識される可能性を最大限に発揮できます。
自サイト以外(権威のあるドメイン)でリアルタイムな情報発信を行う必要もあるので、FacebookやTwitter、Instagramをドンドン活用していきましょう。
SNSのプロフィール欄などに、氏名や勤務先医療機関、人物写真、住所、サイトURL、経歴、連絡先等をしっかり掲載してGoogleにSEO対象サイトの所有者と同じであることを認識させます。
一般的には、alt属性を含めるだけでよいと考えられている方もいますが、alt属性は画像自体の代替テキストであり、リンク先の情報を訴求する使い方としては十分であるとは言い難いです。
altは主に画像検索で認識されやすくなるといったメリットがあります。
リンクといっても外部からの被リンクと、サイト内の導線を作る内部リンクとでは、SEOの効力が大きく異なります。
外部からの被リンクは、主にサイトのEATを高めます。
わざわざアンカーテキストで陶芸と表記しなくても、陶芸に関する信頼性と権威性がリンク元にあれば、必然的に陶芸といった未表記ワードも評価される仕組みになっています。
内部リンクもキーワードをGoogleに訴求する効果を持っています。
しかしながら、EATや順位そのものを上昇させるパワーはないので、主にサイト内の構造を明示化する役割を担っていると考えてよいでしょう。
このリンク先のページに何が書かれているかを要約して記述することで、対象ページのキーワード設定をあらかじめ行うことができます。
自サイトの内部リンクは、メニューなどはシンプルにキーワードを設置する方法を用いて、外部サイトにリンクする際は、わかりやすく詳しい見出しを記載するといった方法に効果が見られるので、SEOを意識する場合は、内部リンクでキーワードを尖らせて、被リンクでサイトにEATを供給するとよいでしょう。
AMPはGoogle社とTwitter社が共同で開発したフレームワークで、最近では大手サイトを中心に少しずつ導入されているのを見かけます。
結論から申しますと、いち早く導入すべきです。
そもそもGoogleを中心として開発が行われており、MFIの観点からAMPを推奨しているため、導入することで低評価を受ける可能性は限りなく低いと考えられます。
GoogleクロームをはじめとしたAMP検証のプラグインを入れておけば、サイトにアクセスした際にそのページが正常にAMP化されているかを一目で知ることが可能です。
今回取り上げたAMPだけではなく、高圧縮フォーマットWebPやサイトをアプリ化するPWAといった複数の軽量化対策を行うことで相乗効果を得られます。
物理的にファイルのサイズを圧縮することやシンプルなコンテンツへの作り替えは、GooglePageSpeedInsightsにおいても推奨されている項目の一つではありますが、サーバ側の設定において、通信方式にgzipを組み込むことも閲覧までのスピードアップに有効な手段になる可能性があります。
gzipは、サイト上のコンテンツを圧縮して、転送量を減らすことで高速表示を可能にするモジュールです。
点総量が減る半面、サーバ側にて圧縮処理を行うため、CPUへの負荷が増えます。
CPUの処理能力にボトルネックがある場合は逆にレスポンス速度が低下してしまう恐れがあるので注意が必要です。
通信料を削減するもう一つの手段として、ブラウザキャッシングの導入が挙げられます。
しかしながら、gzipと大きく異なる点として、ブラウザキャッシングはサーバ負荷がほとんどかかりません。
自サイトを運用するのであれば、まずはホスティングやサーバに関しての知識が最低限必要です。
せっかく良いサイトを作ったとしても、サーバが適切に選択・設定されておらず、重くなったり不安定な状態であると、Twitterから高評価が得られにくくなります。
ネットワーク、OS、Webサーバにインストールされているソフトの知識を仕入れておきましょう。
core web vitalsは、主にサイトスピードやユーザビリティに関する指標で、以下の3つで構成されています。
・LCP
・FID
・CLS
PCで仕事をされる方が多いと思いますが、とにかくスマホでサイト確認を行う癖をつけましょう。
MFIを鑑みるとスマホ環境にてUX/UIを確認するべきで、PCは切り捨ててもよいくらいに考えましょう。
passage indexingにおいても、強調スニペットにおいても、1つ1つの項目や事柄を端的に区切って、分かりやすく説明していくコンテンツ構築方法は、今後のSEO対策においては、非常に効果的であると考えられます。
リライトや構成の見直しよりも、passage indexingを踏まえてリード文を考え抜こう。
検索結果の7%に影響する大きな項目になるといわれているので、各LPのターゲットキーワードを改めて洗い出し、まずは端的に問題解決を促す小さな回答枠を作ることに力を入れましょう。
やみくもに改修を行うよりも、各項目の冒頭文を見直すべきです。
wordpressにてサイト構築されていれば、パンくずリストに関連するプラグインをインストールするだけで、簡単に実装できることでしょう。
ディレクトリ構造の最適化は、SEO対策において最重要項目の1つであると言っても過言ではありません。
Googleにどれだけ「気持ち良くクロールさせられるか」「クローラーの負担を減らし、混乱させないような導線設計になっているか」に重きを置くことが、順位を上昇させるテクニックであると経験上感じています。
SEOターゲットサイトの他に、同ジャンルのライバルサイトへも1~2つ程度リンクを設置してあげる方法がよりテクニカルです。
リンクのパワーはライバルサイト1つにつき、1リンク以上増えないので、被リンク元ドメインを横展開して増やしていく場合、自サイトへの被リンクだけが長期的に増えていくことになります。
Googleは外的な要素でドメインのパワーやEATを判定して、内的な設定でジャンルやキーワードを強く認識しているような動きが見られます。「指名検索を増やす」という意識を持てば、今後のSEO対策において損はしないでしょう。