「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」cis

苦痛なことを無理にやっていても勝てる可能性は低い。それよりは楽しいことをやるべき。

僕の場合は相場が楽しくてしょうがない。すでに一生、生活するのに困らないお金を持っているのに、楽しいから今もやっている。

 

投資家や投資を始める人に「何かアドバイスください」と言われたとき、僕は「上がり続けるものは上がり、下がり続けるものは下がる」とだけ言うことが多い。

基本は「順張り」だと話している。マーケットの潮目に沿って行動するのがいちばん勝つ可能性が高い。

勝手な予想はしないで、上がっているうちは持っておくのが基本。僕の場合、あまり小さな動きは気にしないで、ある程度下がったときに売ることが多い。相場用語で、上がって来た株が一時的に下がることを「押し目」というけれど、僕は2度目の押し目で売ることが多い。

 

株に関して何勝何敗と考えることにも意味はない。

問われるのは勝率ではなくトータルでどれだけの損得になっているかという絶対額だから。