「ネットで『女性』に売る」谷本理恵子

以下、気になった部分を抜粋

女性にとって魅力的な商品とは、「解決手段」ではなく「魔法」。

 

女性のお客様との関係で最終的に目指すべき文体は、「2年先輩の同僚と話す」ときに使っている言葉遣いや話し方です。

特に、女性の場合には、早いタイミングで「私とあなた」の関係から、「私たち」という仲間意識を感じてもらえるように考えてみましょう。

 

女性は「欠乏感」を抱きながら、毎日を過ごしています。

「今の“間違った現実”から、私を救い出してくれる魔法かも!?」と、一瞬で思わせることができれば、衝動買いされる可能性が高くなります。

 

極端に言えば、女性が見ている「鏡」は、常に歪んでいる(補正されている)状態にあります。

本当の現実は見えていないし、見たくもないのが女性なのです。

この深層には、「今の姿」はあくまで「仮の姿」で、「本当の自分」は「お姫様」なんだという女性特有の感覚があります。

過酷すぎる現実を突きつけてはいけません。拒否反応から現実逃避したい気持ちになってしまうと、続きを読んだり買ったりできなくなるからです。

醜い姿は見せずに、問題を「なんとなくイメージさせる」だけにとどめるのが正解です。

 

女性は、機能や性能を事細かに説明されるよりも、具体的な「結果」を一瞬でイメージできる「場面」を見せられると、衝動買いのスイッチが入ります。

 

「お客様自身が語った言葉」を使うことで微妙なニュアンスや雰囲気が伝わるのですから、あなたの使い慣れた単語に言い換えてはいけません。

 

「モテ訴求=異性目線」のアプローチは、男性には有効でも女性には響きにくいのです。

女性だってモテたくないわけではありませんが、「競争の中で勝つ」というよりも「満たされたい、本来の自分でありたい」という欲求が勝っています。

劣等感をえぐるような情報商材系の「あおる」売り方や、押し売り感の強いやり方が女性に評判が悪いのは、そのためです。

 

まずは「感情」を揺さぶり「欲しい」と思わせることが先決。論理的な「説得」は、後からで充分です。