以下、気になった部分を抜粋。
コピーの第一センテンスを読ませる。
広告のあらゆる要素はそもそも、このたったひとつの目的のために存在する。
宣伝文の第一センテンスは、第二センテンスを読ませることだけが目的です。
宣伝文の最初の部分では、どんな犠牲を払ってでも読者の注意を引きつけることが肝心です。
第一センテンスが重要だとして、それを読ませるにはどうすればよいでしょう?
短くせよ。それが答えです。
多くの雑誌がこのテクニックを応用しています。
大きな文字で記事を始めるのです。
読者がいったん吸い込まれるように記事を読みはじめ、ページをめくれば、文字はもう小さくなっています。
大事なのは、見込み客と向かい合っていない以上、彼らが発するであろう質問を、極力その順番どおりに予測しなければならないということです。
コピーの目的は、見込み客が苦労して稼いだお金を商品やサービスと交換してくれるようにする、という一点。
すべてはそのゴールへとつながらなければなりません。
編集作業で有効なテクニックのひとつは「時間をおく」ことです。
編集後のコピーを寝かしておいて、翌日あるいは数日後に眺めれば、以前は気づかなかった発見があるものです。
宣伝文の終盤で念を押すように注文を促します。
信じられないかもしれませんが、多くの人がこれを忘れています。
私は宣伝文の最後に以下のようなコピーを挿入します。
「いますぐのご購入をお薦めします」
四十四のテクニックのなかで、最も大切なものをひとつだけ挙げるとしたら、それは「正直さ」です。
宣伝文は正直・誠実でなければなりません。