「人を動かす」D・カーネギー

盗人にも五分の理を認める

およそ人を扱う場合には、相手を論理の動物だと思ってはならない。

相手は感情の動物であり、しかも偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動するということをよく心得ておかねばならない。

重要感を持たせる

自分の長所、欲求を忘れて、他人の長所を考えよう。

そうすれば、お世辞などはまったく無用になる。嘘でない心からの称賛を与えよう。相手はそれを心の奥深くしまい込んで、終生忘れないだろう。

深い思いやりから出る感謝の言葉を振りまきながら日々を過ごす。

これが、友を作り、人を動かす秘訣である。

我々は、子供や友人や使用人の肉体には栄養を与えるが、彼らの自己評価には、めったに栄養を与えない。

牛肉やジャガイモを与えて体力をつけてはやるが、優しい褒め言葉を与えることは忘れている。