「もっと自由に働きたい」家入一真

以下、気になった部分を抜粋

応援されるビジネスは、そこにつくり手の熱意があるかどうか、それに尽きる。

こんな想いでつくっていますというつくり手の顔が見えるもの、そこにストーリーがあるものは強い。

 

どれだけきれいごとを並べても、人が動く最大のモチベーションは、一般常識における負のパワーにあると思っている。

人としての歪みが、突破力を発揮する。

 

大切なのは、情報を集めることでも、知識をたくさん得ることでもなく、やりながら必要な情報を探して、得た知識をすぐに実践に生かしていくことだ。

使わなければ意味がない。

知識や技術を習得してから、できることをするんじゃなくて、やりたいことを実現するための力を、実践の中で身につけていく。

 

リスクを最小限にすることを考えて、とにかくイニシャルコストを抑え、スピード優先で立ち上げる。

軌道修正はその後に随時行い、ランニングコストも抑え、いつでも撤退できるようにしておく。

これだけ守れば、どの業態でも資本金が少なくても、起業は可能だ。

「こんなんじゃうまくいかない」「こんなんじゃ利益が出るわけがない」と同業他社や上の世代にそう思われたら勝ち。

 

仕組みを無視したり、ぶっ壊すのではなくて、仕組みの中で、おもいっきりバカなことや、ふざけたこと、くだらないことをやってみる。

それは、常に遊び心を持つことでもある。

人に届く仕事って、そこにつくり手の遊び心があるもの、つまりつくる人がとことん楽しんでいるものだと思う。

自分が一番、その仕事を面白がって、そこではじめて人を巻き込んでいくことができる。