「小学校前の3年間にできること、してあげたいこと」祖川泰治

文語の能力を養うために、とにかくまずは、いい本をたくさん読むことです。

その原点が絵本だと私は思います。

「もう一回読んで」

実はこれがいいのです。小さい頃の本読みは、多読よりも一冊の本を何回も繰り返して読む「繰り返し読み」が大切です。

親が1ページでも読み飛ばそうものなら怒り、言葉を間違っていたら指摘します。

それは記憶力がついていると同時に、予想する力もついているからです。

日々の生活の中で、物事が子供の予想通りになることは、なかなかありません。それが絵本では可能なのです。

そうした安心と自信から、「もっと知りたい」という意欲がわき、語彙力や文章力が育っていくのです。

目安としては、4~5歳で「しりとり・あたまとり」、5~6歳で「なぞなぞ」を始めると良いと思います。

とくに女の子は、負けることに弱いものです。

女の子は人間関係のなかで生きています。周りを気にする気持ちが大きく、人と競争することに慣れていません。

友達に仲間外れにされたり無視されたりすると、とたんに弱くなりがちです。

人との争いごとに慣れるためにも、勝負事はとても大切です。

親御さんのほうで上手に調整して、ときに勝つ、ときに負けるとバランスをとってください。

毎日ボールにさわることが大切です。

そうするうちに、ボールの扱いがうまくなっていくのです。

ボールの種類は、多ければ多いほどいいですね。