「東京五社巡り」をしてきました。
東京五社とは、東京の神社の中でも格式の高い5つの神社(大國魂神社・明治神宮・靖國神社・東京大神宮・日枝神社)を指します。
この中で行ったことがあるのは明治神宮と靖国神社だけ。天気も良かったのでリフレッシュも兼ねて1日で回ってきました。
大國魂神社
最初に巡ったのは「大國魂神社」。
東京五社の中で唯一23区外、府中市にあります。
自宅から片道1時間以上かけて府中駅に到着。京王線に久しぶりに乗りました。
駅から徒歩5分ほどで到着。
観光地ではないためか外国人観光客の姿は見かけませんでした。参拝者は高齢者が大半。ほとんどの人たちが鳥居をくぐるときに礼をしていたので、それにならって入るとき出るときそれぞれ礼をしました。
明治神宮
続いて「明治神宮」。山手線を徒歩で一周したときも通った神社です。
最寄り駅の原宿へ。大國魂神社から戻ってくるので再び1時間。正直、大國魂神社からの帰りの時点でもうすでに疲れを感じ始めていました。。笑
鳥居前。外国人観光客の多さに驚きました。もう8割以上は外国人。中国人が来ていない状態でこれは凄まじいです。ツアー客らしき集団も見掛けました。
そして「昔こんなのあったっけ?」と思ったのがこの「おねがいごと」。願いを紙に書いて封筒にお金と一緒に入れます。外国人も多くやっていて見ていると1000円札を入れている人が多かったです。
通常のお賽銭だけだったら多くても100円くらいしか入れられないのが、このシステムを作ったことで一人単価が10倍以上になっていると考えるとこれを考えた神社の人はすごいです。そしてきっとボロ儲けでしょう。
あと明治神宮は頭上を飛ぶ飛行機の音がめちゃくちゃ気になりました。ひっきりなしに轟音で飛ぶのでのどかで閑静な神社とは程遠い状態に感じました。ルートが変わったんでしょうか?昔から?
靖國神社
3つ目は「靖国神社」。千鳥ヶ淵のお花見に行ったときに寄ったことがあります。
最寄り駅は市ヶ谷駅。区内の4社はいずれも電車で15分前後で移動可能なので比較的楽に移動できます。
靖国神社に着いてすぐ気づいたのは警備員や警察の存在。鳥居や本殿の前などにそれぞれ配置されていました。
5社の中で警備員の姿を見かけたのは靖国神社のみ。政治絡みで騒がれたり中韓国人や活動家が器物損壊などで逮捕されたりしているのでその対策なのでしょう。少し物々しい雰囲気でした。
また参拝に訪れている人たちも普通の願掛けで来たのとは少し違う人が多いように感じました。
東京大神宮
4つ目は「東京大神宮」。靖国神社から歩いて5分くらいの場所、住宅街の中にあります。
東京大神宮は5社の中でも若い女性の割合がとても高く、その理由が縁結びのようです。大半が一人で来ていました。
そして理由がよく分からなかったのですが、お賽銭を投げる場所が3つあり、なぜかその真ん中に5,6人が並んでいました。途中から左右にもお賽銭箱があることに気付いた人が、前の人に確認して左右にバラけていったのですが、前のほうに並んでいた人たちは真ん中に並び続けていたので何か効果が違うんでしょうか?左のお賽銭箱で参拝しました。
東京大神宮で「やってるな~」と思ったのは、おみくじはすべて100円なのに外国人向けに英語で書かれたおみくじだけ200円になっていたところです(笑)
日枝神社
最後5社目は「日枝神社」。最寄り駅は溜池山王です。
神社を回りながら気付いていたのですが、神社の営業時間が意外と短いということ…!早いところは17時には終わってしまうところもあります。ただそれはお守りなどを売る売店や祈祷の制限時間であって参拝は普通にできるだろうと思っていました。
日枝神社に到着したのは19時前。なんと16時半には閉門してしまうらしく、お賽銭箱の前まで辿り着けませんでした。
前に来ていたおじちゃんが門の前で構わず参拝していたので、同じように門の前で参拝を済ませました。
最後に
久しぶりに都内を歩き回って疲れましたが、天気の良い中歩き回ってリフレッシュできました。去年からやりたいと思っていた5社巡りをすることができて良かったです。
5社の違いを簡単にまとめると以下。
- 大國魂神社:外国人いない・高齢者中心で参拝マナーしっかり
- 明治神宮:外国人だらけで飛行機がうるさい・商売上手
- 靖國神社:警備員や警察が多く物々しい雰囲気
- 東京大神宮:縁結びを求める若い女性の一人参拝者中心
- 日枝神社:閉門時間早い・階段を登るのが大変
明治神宮はもう神社というより外国人の観光スポット化していてくつろげる場所ではなくなっていました。最初に訪れた大國魂神社はベンチがなかったので、また行くとしたらベンチが設置されていて神社内でゆっくり過ごすことのできた靖国神社と東京大神宮です。
また機会があったら何かに挑戦してみたいです。