業界地図2023メモ

・GoogleはiPhoneのSafariのデフォルト検索エンジンにGoogleを設定してもらうために年間1兆6000億円をアップルに支払っている。この支払額は年々増えており2022年は2兆を超える予定

・世界の女性役員比率は、フランス45%・イギリス37%・アメリカ29%・日本12%

・各都道府県のトップ企業で1番売上高の低いのは鳥取県。そして1位・2位ともにパチンコ企業・・・(鳥取1位は454億円のデルパラ、島根1位は出雲村田製作所で2043億円、全国1位は当然愛知のトヨタで12.6兆円)。

・2003年にリリースされ流行ったセカンドライフはその後も運営を継続しており、2022年に創業者が戻ってきた

・脱炭素の流れがこの先続けば30年後に市場規模は10倍になる。その多くは電気自動車の蓄電池。電気自動車が普及するかどうかが鍵

・アメリカでは2022年6月に火力発電所の温暖化ガス排出を規制する権限を政府は持たないと最高裁判決が出た。脱炭素を進めたいバイデン政権にとっては痛手に。

・2020年時点の世界の上場企業の時価総額シェアのランキングは「1位:アメリカ(47%)」「2位:中国(14%)」「3位:日本(8%)」「4位:香港(7%)」と上位6位までにヨーロッパは一つも入っていない。2012年の時点では「1位:アメリカ(36%)」「3位:日本(7%)」なのでアメリカが大きくシェアを伸ばし、日本は特段シェアを落としたわけではない。

・ブラウザに保存される閲覧履歴のクッキーが2024年に使えなくなる。2018年からクッキー取得の際にユーザーから同意を得ることが必要になったが、今後さらに規制が強まっていく

・2022年5月にアリババのジャックマーの逮捕説が流れアリババの株価が急落した。結局、同姓の別人の逮捕だったと分かったが、中国共産党からアリババが監視され近年規制を強められている。ゲーム会社のテンセントも同様

・GAFAというくくりだが、売上高はAmazon61兆、アップル47兆、Google33兆、フェイスブック15兆と、フェイスブックが大きく差を付けられている。21兆のマイクロソフトのほうが売上は大きい状態。また、売上の構成比がGAAMはバランス良いのに対してフェイスブックは95%が広告に依存しておりリスクの高い状態にある

・Amazonは2017年にアメリカ・カナダ・イギリスに展開するホールフーズというスーパーを買収しオフラインのシェア拡大を目指す

・カーシェアのシェア「タイムズ52000台」「三井不動careco5700台」「オリックスカーシェア2500台」とタイムズが圧倒的

・ライドシェアはDiDi(中国)とウーバー(アメリカ)の2強。だが収益化が難しく大手2社でもいまだ赤字。日本ではライドシェアは法律で禁止

・EV車はガソリン車に比べて部品点数が少ないため参入障壁が低い。Googleやアップル、ソニー、百度なども参入

・原油の生産量はアメリカがサウジアラビアを抜いて世界1位に。天然ガスもアメリカが1位。

・シェールガス革命:今まで困難であったシェール層からの石油や天然ガスの抽出が可能になったことにより、世界のエネルギー事情が大きく変わった革命のこと。アメリカは国土の全域にシェール層が広がっており、そこに埋蔵されている石油・天然ガスは100年分を超えると言われている。